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移動の介助
移動することは、すべての行為の基本であり、移動の介助は介護福祉士の大切な仕事です。
杖や車椅子などをつかって移動される利用者の安全に配慮します。
寝たきりにならないように、移動ができるように援助します。
移動の介護については、
- ・利用者、介護者がともに安全であること
- ・利用者の同意が得られ、利用者にとって安楽であること
- ・利用者にとって不要な負担にならないように効率的であること
が大切です。
これは介護予防の観念とも共通していると感じます。
訓練のための訓練であってはならない。おかしな表現になりますが、移動のための移動であってはならないということ。
つまり、寝たきりにならないように、移動ができるように援助することが、決して 「 苦痛 」 であってはいけないわけです。本来、身体を動かすというのは、たいへん心地のよい行為です。
利用者の、そして介護する自分自身の安全に配慮し、利用者にとって安楽であるように、楽しい移動の介助を心がけましょう。