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リハビリテーション
リハビリテーションは介護福祉士の大切な仕事です。
身体機能の維持のため、また日常生活の助けになる必要な機能訓練を、楽しみながらできるように援助します。
まず第一の目標は、身体機能の維持し、能力障害などを軽減させ、社会の環境に適応させることです。ここで注意したいのは、いろいろな側面があるということ。
利用者一人ひとりにあった側面があるということです。
たとえば主婦の場合は、家事という仕事をこなせる能力を回復することが目標になるし、
もとの職業にもどれる能力を取り戻すのが目標になる場合もあります。
身体機能の回復のみならず、社会的権利の回復や名誉の回復、精神的な復帰訓練など、
本来、リハビリテーションとは非常に広い意味を持つ言葉です。
また、本人が能力を回復しても、職場や地域、家族など周囲に受け入れる体制がととのっていなければ完全にリハビリテーションできたとは言えません。
利用者の身体機能の維持・回復を目指し、地域社会も能力を回復した人を受け入れ、
利用者を身体的にも精神的にも健康な状態に回復させる。
そして総合的にQOLの向上を目指すことがリハビリテーションの目的です。